７．　図形領域編集

マウスで領域を指定することによって領域内の複数のデータに対して、以下の編集を行うことができます。

レイヤを選択した後に、領域操作のコマンドを選択して下さい。

※編集中は、地図の拡大・縮小、移動等の他の操作はできません。

レイヤ種別と領域編集コマンド

○：使用できます

−：使用できません。

レイヤ種別

領域削除

領域移動

領域複写

領域拡縮

領域回転

ポイント（点）

○

○

○

○

○

ポリライン（線）

○

○

○

○

○

ポリゴン（面）

○

○

○

○

○

テキスト（文字）

○

○

○

○

○

画像

○

○

○

−

−

Exif画像

○

○

○

−

−

添付ファイル

○

○

○

○

○

付箋紙

○

○

○

−

−

吹出し

○

○

−

−

−

７．１　領域削除

指定された領域内の図形データを削除します。

�@

領域の左上点をクリックします。

その位置に青色のクロスが表示されます。

�A

マウスを右下に移動させ、削除の領域を指定します。

青色の線で領域の矩形が表示されます。

�B

領域の右下点をクリックし、領域の範囲を確定します。

該当の図形が赤色で強調表示されます。

�C

削除の確認画面が表示されるので、「はい」を選択します。

地図上から領域内の図形データが削除されます。

※

検索条件として、全端点を含む、または１点でも含む、のどちらかを選択することができます。

・

チェックを入れる

全端点が指定領域内に含まれる図形を検索対象とする。

・

チェックを外す

1点でも指定領域内に含まれる図形を検索対象とする。

【ポイント（点）の例】

【ポリライン（線）の例】

【ポリゴン（面）の例】

【テキスト（文字）の例】

【画像の例】

※アイコン表示モードのときの例

【Exif画像の例】

表示モード「アイコン」・「アイコン＋画像」・「アイコン＋画像＋画像情報」に関係なく、

データの確認のために、アイコン・画像・画像情報が表示されます。

【添付ファイルの例】

７．２　領域移動

指定された領域内の図形データを指定された位置に移動します。

�@

領域の左上点をクリックします。

その位置に青色のクロスが表示されます。

�A

マウスを右下に移動させ、移動の領域を指定します。

青色の線で領域の矩形が表示されます。

�B

領域の右下点をクリックし、領域の範囲を確定します。

該当するポイント（点）データが赤色で強調表示されます。

�C

マウスの左ボタンをプレスした状態で、移動させます。

�D

マウスボタンをリリースすると移動先の位置が確定します。

※

Exif画像レイヤの場合

画像設置点変化すると、画像が本来持っていた位置情報と異なる位置になるため

撮影位置、撮影方向を示す三角の図形からカメラのアイコンの表示に切り替わります。

また、画像基本情報の表示背景色が白色から薄い赤色に切り替わります。

【ポイント（点）の移動中の例】

【ポリライン（線）の移動中の例】

【ポリゴン（面））の移動中の例】

【テキスト（文字）の移動中の例】

【画像の移動中の例】

※画像がアイコン表示モードのときの領域移動の例

移動中は、対象の画像が確認できるように画像を表示しています。

【Exif画像の移動中の例】

※移動後は、ポイント点が撮影位置と異なるため、表示方法が変化します。

撮影方向を示す三角マークはカメラのアイコンに、撮影基本情報の背景色が薄い赤色になります。

【添付ファイルの移動中の例】

７．３　領域複写

指定された領域内の図形データを指定された位置に複写（コピー）します。

※操作例は省略します（操作中の画面イメージは領域移動と同様です）。

�@

領域の左上点をクリックします。

その位置に青色のクロスが表示されます。

�A

マウスを右下に移動させ、複写の領域を指定します。

青色の線で領域の矩形が表示されます。

�B

領域の右下点をクリックし、領域の範囲を確定します。

該当する図形データが赤色で強調表示されます。

�C

マウスの左ボタンをプレスした状態で、移動させます。

※移動時の画面での表示状態は、「領域移動」と同じです。

�D

マウスボタンをリリースすると複写先の位置が確定します。

�E

DB項目値をコピーするかどうかの確認画面が表示されるので、

「はい」または「いいえ」をクリックする。

「はい」　・・・　コピー元のDB項目値と同じデータが設定されます。

「いいえ」　・・・　DB項目値は未入力状態（空白）になります。

７．４　領域拡大・縮小

指定された領域内の図形を拡大・縮小します。

レイヤ種別

説明（図形の変化）

ポイント（点）

領域の中心点を基点にして、そこに近づく、または離れます。

ポリライン（線）

領域の中心点を基点にして、図形が拡大・縮小されます。

ポリゴン（面）

領域の中心点を基点にして、図形が拡大・縮小されます。

テキスト（文字）

領域の中心点を基点にして、図形が拡大・縮小されます。

添付ファイル

領域の中心点を基点にして、そこに近づく、または離れます。

�@

領域の左上点をクリックします。

その位置に青色のクロスが表示されます。

�A

マウスを右下に移動させ、拡大・縮小の領域を指定します。

青色の線で領域の矩形が表示されます。

�B

領域の右下点をクリックし、領域の範囲を確定します。

領域内の対象となる図形が赤色で強調表示されます。

�C

マウスホイールを前後に動かし、図形の位置を拡大、縮小します。

�D

マウスの左ボタンをクリックすると拡大、縮小された位置が確定します。

※

画像レイヤ、Exif画像レイヤは領域拡大・縮小機能の対象外です。

【ポイント（点）の拡大時の例】

領域の中心点を基点にして、そこから離れます。

【ポリライン（線）の拡大時の例】

中心点から離れて、図形が大きくなります。

【ポリゴン（面）の拡大時の例】

矩形の中心点を基点にして、図形が

大きくなります。

【テキスト（文字）の拡大時の例】

矩形の中心点を基点にして、文字が

大きくなります。

【添付ファイルの拡大時の例】

領域の中心点を基点にして、そこから離れます。

７．５　領域回転

（１）　領域回転

�@

領域の左上点をクリックします。

その位置に青色のクロスが表示されます。

�A

マウスを右下に移動させ、回転の領域を指定します。

青色の線で領域の矩形が表示されます。

�B

領域の右下点をクリックし、回転の範囲を確定します。

該当するデータが赤色で強調表示されます。

�C

マウスを移動、回転させて領域内のデータの位置を回転させます。

�D

マウスの左ボタンをクリックすると回転されたデータの位置が確定します。

※

画像レイヤ、Exif画像レイヤは領域拡大・縮小機能の対象外です。

【ポイント（点）の回転の例】

【ポリライン（線）の回転の例】

【ポリゴン（面）の回転の例】

【テキスト（文字）の回転の例】

【添付ファイルの回転の例】