１．フリーソフトウェアFalconEyeGISの概要

１．１　動作環境について

OS

：

Windows

Java

：

java 1.6.0以上

メモリ

：

ソフトウェアの起動直後のメモリ使用量は60MB程度ですが、読み込む

ファイルの大きさに応じて、メモリの消費量が増大します。

適切なメモリを確保して起動して下さい。

※メモリの割り当て方法については、「２．３　基本的な操作と用語の説明」

を参照。

※1GB前後のメモリを割り当てて起動することを推奨します。

モニター

：

1024X768以上(1920X1080以上を推奨）

ネットワークカード

：

必須（インターネット回線に接続可能であること）

マウス

：

マウスホイール付きであること。

１．２　インストールについて

【動作環境の設定】

本ソフトウェアは、Java言語で開発されており、Javaの環境を必要とします。

本ソフトウェアをインストールするパソコンにJava環境がすでに整っているか調べ、環境が無ければ

Java環境をインストールして下さい。

（１）　Java環境について

「Java環境のインストール.pdf」を参照して下さい。

（２）　フリーソフトウェアFalconEyeGISのインストール

�@

ダウンロードしたフリーソフトウェアFalconEyeGIS.zipをダブルクリックして下さい。

エクスプローラが起動し、zipファイルの内容が表示されますので、

「まずこのファイルをお読み下さい.txt」をダブルクリックし、一読して下さい。

�A

「フリーソフトウェアFalconEyeGIS」をフォルダごとCドライブ等のディスクにコピーして下さい。

コピー元：　フリーソフトウェアFalconEyeGIS.zipの「FalconEyeGIS」

コピー先：　パソコンのディスク（上の例では、Cドライブの「GIS」というフォルダにコピーしています）

�A

「各種説明書」をデスクトップ等の利用し易い場所にコピーして下さい。

操作マニュアル等が格納されています。

�B

コピー先の「FalconEyeGIS」フォルダ下の「FalconEyeGIS256.bat」をダブルクリックして下さい。

※「FalconEyeGIS256.bat」は本ソフトウェアを最小のメモリサイズで起動するコマンドです。

詳細は、「２．２　基本的な操作と用語の説明」に記載しています。

起動コマンド（FalconEyeGIS256.bat〜FalconEyeGIS2048.bat）については、

「２．２　プログラムの起動方法」を参照して下さい。

（３）　アンインストールについて

フォルダ「FalconEyeGIS」を削除して下さい。

FalconEyeGISソフトウェア一式、及びプロジェクトファイル、キャッシュされた背景画像データが

削除されます。

ショートカットを作成している場合は、それも削除して下さい。

１．３　著作権及び利用規約

１．本ソフトウェアはGISソフトラボが開発したものです。

本ソフトウェアの著作権等の知的財産権は、すべてGISソフトラボに帰属します。

２．本ソフトウェアあるいは関連するドキュメントを補修、翻案することは禁止します。

３．本ソフトウェアの圧縮ファイル(jarファイル)を解凍、クラスファイルを逆コンパイルすることを禁止します。

また本ソフトウェアの全体、又は一部を利用して他のソフトウェアを製作することは禁止します。

４．本ソフトウェア及び関連資料、画像、データ等の複製、改変、転売、譲渡、インターネット公表、

貸与等、第三者への再使用権は認めません。

５．本ソフトウェアの仕様は予告なしに変更する場合があります。

６．本ソフトウェアを使用して直接または間接的障害、損傷、不都合についてGISソフトラボは一切責任を

負わないものとします。

１．４　制限事項

・データの測地系

本ソフトウェアは、世界測地系（日本測地系2000）を基本として扱っています。

日本測地系のシェープファイル形式のデータについては、読み込み時に世界測地系に

変換しています。

・データの座標系

本ソフトウェアは、緯度・経度の座標系を基本として扱っています。

平面直角座標系のシェープファイル形式のデータについては、読み込み時に平面直角座標

から緯度経度に変換しています。

・パソコンのメモリ容量について

本ソフトウェアはJava言語で開発されています。Java言語のプログラムを起動するときに、

そのプログラムで使用可能なメモリサイズの上限を指定することができますので、

ご利用のパソコンの性能に合わせてサイズを調整して下さい。

多くのメモリを割り当てることにより、多くのデータを扱えるようになります。

プログラムの起動方法、メモリサイズの割当方法については、

「２．３　基本的な操作と用語の説明」を参照して下さい。

・距離計算、面積計算、面積表示（ポリゴン指定）について

ヒュベニの距離計算式を用いています。

・平面直角座標系データ読み込み時の緯度経度座標系への変換精度について

UTM座標系を用いて計算しています。計測可能は経度方向の範囲は6度以内です。

緯度方向は北緯80度〜南緯80度の範囲です。

１．５　承認・許諾、出典元について

【承認・許諾】

本ソフトウェアは、以下の承認・許諾を得ています。

国土地理院　背景地図

「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の

地理院タイル（数値地図25000（土地条 件））、地理院タイル（数値地図5000（土地利用））、

地理院タイル（土地条件図）、地理院タイル （沿岸海域土地条件図）、地理院タイル（火山基本図）、

地理院タイル（火山土地条件図）、地理院タ イル（土地利用図）、地理院タイル（湖沼図）

及び電子地形図(タイル)を複製したものである。 （承認番号　平29情複、 第342号）」

【出典元】

背景地図　　国土地理院の地理院タイル画像を使用。

基本測量成果全て（上記の承認・許諾参照）、及び基本測量成果以外全て。

位置参照情報　住所検索にて使用。

位置参照情報　国土交通省（国土政策局国土情報課）。

2017年7月時点の情報を利用（各都道府県のCSVファイル名を「adr.csv」に変更）。

世界地図　　ナビゲータの世界地図（ベクトルデータを画像化して使用）。

Made with Natural Earth. Free vector and raster map data @ naturalearthdata.com.

日本地図　　日本地図（海岸線、都道府県境界、市町村境界）、ナビゲータの日本地図。

国土地理院発行の地球地図日本第2.2版ベクタ（2016年公開）全レイヤを使用。

都道府県境界は市町村境界のデータから都道府県境界のみのデータを抽出して作成。

測地系変換　日本測地系から世界測地系への変換。

国土地理院の技術資料H1-No.2「測地成果2000のための座標変換ソフトウェアTKY2JGD」の

「座標変換パラメータファイル(V2.1.2)」を使用。

【参考】

平面直角座標系から緯度・経度への変換は、変換式を基にプログラムにて計算。

１．６　ヘルプ

以下の項目があります。

メニュー

説明

GISソフトラボ ホームページ

GISソフトラボのホームページを開きます。

バージョン

本ソフトウェアのバージョン、リビジョンを表示します。

Java, モニター

本ソフトウェアが動作しているパソコンのJavaバージョン、モニターの仕様について表示します。